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最初で最後の恋…

第5章 5

私は明希と同じクラスだった。



なんだか安心した。



「琉生、良かった一緒で!」



私は常に明希と一緒にいた。でも、病気のことはばらさなかった。



ただ、一緒にいたかった。



北斗と瑠奈にも言わなかった。



普通な生活を送りたかったから。



特別扱いされたくなかったから。



でも、体育だけはサボっていた。



先生は事情を知っていたから何も言ってこなかった。



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