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最初で最後の恋…

第6章 6

琉生side

物足りなさが襲って来る。でも、明希が気を使ってくれたのだから、我慢。

私はシャワーを浴びた。

「あっ、これ…」

首筋が赤く染められていた。

「絶対見える…」




あがると、明希が、「早くしろ!遅刻すんぞ!」と叫んでた。

本当に時間はギリギリだった。

走るのかなぁ‥でも、私は走れない。

「ほら、行くぞ!」

明希は私をおんぶしてくれた。




結局ギリギリに、学校に着いた。

瑠奈が、すぐ寄ってきた。

「おはよー!朝からイチャイチャね~。もしかして、朝帰り?」

「えっ…!?」

「だって、首筋痕付いてる(笑)」

「なっ…やっぱり…」

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