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短編恋愛。

第2章 ハンカチ

…お父さんがいた。

「わぁ!びっくりした!」

『お父さんの顔みて
わぁ!は、ないだろ~』

お父さんは眠そうな目を
こすりながら笑う。
わたしのお父さんは
工場の仕事をしていて
夜勤だからいつも朝帰ってくる。

「いってきます。」

『おう!いってらっしゃい!』

お父さんは眠たいのに
元気よく返事を
してくれた。

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