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lonely doll

第2章 His doll

バタン

火照った私の身体を残して
彼が出ていった

足に付いた鎖の長さは家のこの階を歩くのに十分な長さがあり、食事やトイレには全く困らない

この家からは出られないが、ここに来てから家を出たいと思ったことは一度もない

夜まで帰らない彼を待つのは暇だが、書庫があるためそこで暇を潰す

私と彼の間にはいくつか決まり事がある

私は彼のお人形で、彼は私のご主人様

ご主人様の命令は絶対だ

その中で私を苦しませているのは、自慰行為の禁止

私には服の着用は許されていない

だから嫌でも尖った乳首が目にはいる

さっきまでの情事が浮かび、手が乳房にのびた

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