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君と僕。

第8章 芽生え





「飯塚先生…、私確か倒れて……」


「そうそう、神崎さん高熱で朝倒れて、華坂くんが運んでくれたのよ?華坂くんは授業に戻ったから、教室に帰ったら華坂くんにしっかりお礼言うのよ?」


「嶺…、がですか?」


「えぇ」



飯塚先生は、にっこりと微笑んだ。



「華坂くんかっこよかったのよ?まるで少女漫画みたいだったわ」


うふふ♪
と、飯塚先生は笑った


「???」


「彼……、神崎さんのことお姫様抱っこで保健室で運んで来たのよ」


「えぇ!?」


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