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Can I believe you ?

第5章 日曜日



そのとき、
会場のドアがあいた。

『…逃げるな。
俺は、ちゃんと分かってるから…』


『…部長!』

思わず、部長の胸に飛び込んでしまった…

『わかってる。
斎藤のデザインは、
本当はお前がデザインしたんだろ?』

と、強く抱きしめてきた。

『…どうして?どうして分かるの?』

『俺は、お前のデザインが
好きだ。だから、分かるんだよ。』

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