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*この思い、届け*

第1章 *クラス替え*


彼は自分の太ももをポンポンと叩き


「お前、ここ座っとけ」

そう言われた。


……え、太ももの上に座れと?
んなの無理に決まってんじゃん!!


「遠慮しときます……。
イス、持ってくるので移動して……」

『してください』と言おうとしたその時……。


私の手をつかんで無理矢理ひっぱってきた。
そのまま私は彼の太ももの上に座ってしまった。


な……な、なんでこんな事に……。


「……………」

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