夜になったら
第5章 夜。
10時30分
路地
『ここどこ…』
するといきなり桜庭がパチンと指をならした
それを待っていたかと言うように拓がアイマスクをつけて私を抱き上げた
『・・・きゃっ 拓!?』
「ちょっと我慢して…」
10分くらい歩いたところで
「莉菜 とっていいよ」
アイマスクを取るとそこはホテルのようなところだった。
『ここ…』
桜庭は笑って言った
「そう。ラブホだよ」
『こんなところでなにするの…』
「することなんてひとつだよ。拓とヤってもらうから」
『…え?』
「じゃ拓宜しく」
そういうと桜庭はいすにすわった
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