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小さな秘密

第10章 青空の下で


「んんっ……あっ!……ふえぇっ」


「ハアァっ……栞っ」


「んぅっ……ふあぁぁっ」



あの時も壱輝とだったね。
放課後の図書室、ドキドキしたよ。


初めて指を入れた時、本当に痛かった。

だけど
初めてが壱輝で、本当に良かったって

そう思ったよ。



「動きやすくなってきた!

栞、もっと力抜いてみろよ」



壱輝に言われてはじめて気づいた。

痛みに耐えるあまり、
無意識のうちに全身に力が入っていた。


ハァーと大きく息を吐き
身体の力を抜くと、
ビクビクっと身体が震え



「ふぅっ…あぁぁっ!」



「あぁ…っ 栞っっ」


私の中で壱輝のペニスがピクピク痙攣しているのが解った。



「壱輝…気持ち良い?」



「すごく いいよ…気持ちぃっ」



「栞もぉ」

もう痛みは感じないよ?
痛いのかもしれないけど…

それが快感になっていた。

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