テキストサイズ

えっちな仔猫

第13章 運動にはつきもの

外からは楽しそうな声

未唯は保健室で消毒中
あーあ…足痛いし、もう…


「はい、おわり。よかった、擦り傷で」


頭をポンポンって
優しくしてくれる先生

でもまだ未唯のテンションは
落ちたままであがらなくて…


「…よく練習してたもんな」

「先生…知ってたの?」

「勿論。ここからよく見えてたし」


そう言って窓の外を
指差すそこは…
未唯が練習をしてた
場所がちょうど見えた


「未唯の頑張り、俺が知ってるよ」

「先生…っ」

「ほーら、泣かないの」


先生が優しくするからー…
それに
走れんかったの悔しいもんっ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ