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えっちな仔猫

第14章 セクハラの後は消毒を

「お客様、失礼ながら当店ではそのようなサービスはしておりません」


いつの間にか
未唯とお客さんの間に
店長が入り込んでいて
二人の手首を掴んでいた


「…お代は頂戴しませんので、お帰りくださいませ」


店内はシーンとしてて
店長の声とBGMだけが響く

お客さんは舌打ちをして
お店を出て行った


「……未唯、こっちにおいで」


こんな恰好いい店長を見て
もちろん店内は黄色い声が…

これで人気も急上昇やね、確実に。


「…未唯?聞いてる?」

「ぁ…は、はい。わかりました」


店長は未唯しか見てないみたい

だって、周りあんなに煩いのに
なんで耳に入らんのやろ…?

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