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猫カノ

第2章 猫カノ

昼休み
今日は1人で居たい気分だ
適当に言い訳を作って皆と別れた

天気もいいし、風も心地いい
こんな日に屋上で食べる昼飯は
きっと美味しいだろう

さっきまで下降にあった気持ちが
少しだけ浮上する

楽しくなってきた







屋上にでるといつもの定位置で
昼寝をしているキミがいた

ソッと近づいてみたが、動く気配がない
完全に爆睡してるよ
カワイイ寝顔を見るのは久しぶりだ

頭を撫でて
頬に口付ける
「ーーーー。」
まだキミに伝えてない言葉を
キミが寝てる時に伝えるのを
許して欲しい

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