こんなにモテたっけ??
第7章 私の家 パート2
『わ、私なんかモテるわけないよ…』
空「ほら、鈍感じゃん」
『鈍感、鈍感いわないでよぉ…』
なんだか、鈍感と言われたくない
空「ごめん
でも、ほんとだよ」
『鈍感が?』
空「違うよ。
彩夏がモテること」
『ねぇ、何がモテてるの?』
空「う~ん、もう気にしないで」
『えっ、気になる!』
空「いいから!
でも、僕が彩夏好きなのは気にしててね」
それって、ほんと?
ほんとに、空斗は私の事好きなの?
空「ほんとだよ」
えっ、心見られてる?
みんなして、恐いよ…
空「顔に書いてあるよ」
私が、聞く前に空斗は
答えてくれた
えっ、顔に書いてある?
顔?
私は、慌てて顔を触った
空「あやかぁwwwかわいいぃww
書いてあるって、そういうことじゃないよwwww」
なぁんだ…
よかった。顔に書いてなくて…
『じゃあ、どういう事?』
空「う~ん…表情に出るみたいな?
まぁ、なんとなくかな?」
『それすごいね!
私にもできるかな?』
空「やってみれば?」
『どやって?』
空「なんとなく?」
『うーん、わかんないや(笑)』
というか、今何時?
っ…9時過ぎてるし!!
ヤバイじゃん!
明日、学校じゃん
『あっ、もう9時だよ!』
空「ほんとだ
じゃあ、そろそろ帰るね」
私は空斗を玄関まで送ってった
『空斗、バイバイ』
空「うん。あのさ、お別れのキスして?」
えっ、夫婦じゃないし
中学1年生がお別れにキスって…
ありえないよ
『そ、それは無理だ「……いいよ。
もう、貰ったから♪」
キスされた…
触れるだけのキス…