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続・捨て犬

第9章 や、やわれけ~、つか、あったけぇ~

マジで
入れちゃうよ?


ねだるエミの口に
アメを入れてやると

エミは
目を閉じて
アメを舐めはじめた


そんなエミを
あぐらをかいて
俺の太ももに
またがせると

エミは
目を閉じたまま
俺の胸に
顔をふせて

口を
もにょもにょと
動かしている


まるで・・・うさぎ


今日のうさぎを
思い出しながら
パジャマに手を入れ
エミの背中を
やんわりと撫ぜると

エミは
両腕を俺の首に回し
熱い息を
吐きはじめた


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