続・捨て犬
第10章 がんばりたい
休みが明けて月曜日
お互い仕事にでかけて
いつものように
帰宅
駅から
メールをしたけど
返信はない
まぁいつものことだから
気にせずアパートまで
帰ったんだけど
ノックしても
エミは顔を出さなかった
買い物・・・か?
自分の鍵で
部屋に入ると
珍しくエミは
ベットで
居眠りをしていた
なんだ、寝ちゃったのか…
その時
俺の携帯に
萩原のおばさんから
電話がかかってきた
「もしもし」
「あ、カズマくん
忙しいとこ、ごめんなさいね~」
「いえ、もう家です
大丈夫ですよ
どうしたんですか?」
「あのね
今日ちょっと
エミちゃん疲れてると
思うから・・・
それだけ言っておこうと思って」
「あ、そうなんですか
どうりで・・・」
「え?」
「なんか・・・
寝ちゃってます(笑)」
「そう・・・
今日ね、エミちゃんが
急にレジをやりたいって
言いだしてね
接客はどうかな・・
って思ったんだけど
少しでもいいから
やりたいって言って
・・・・」
おばさんの話は
まだ続いていたけど
俺は
なんだか
涙とまんなくなって
ほとんど
話は聞けなくて
適当に
返事をして
電話を切っていた
そして
静かに眠るエミが
風邪をひかないように
布団をかけ
エミが起きたら
偉かったなって
がんばったなって
褒めてやろうと
思いながら
俺は
ずっと
エミの寝顔を
見続けていた
お互い仕事にでかけて
いつものように
帰宅
駅から
メールをしたけど
返信はない
まぁいつものことだから
気にせずアパートまで
帰ったんだけど
ノックしても
エミは顔を出さなかった
買い物・・・か?
自分の鍵で
部屋に入ると
珍しくエミは
ベットで
居眠りをしていた
なんだ、寝ちゃったのか…
その時
俺の携帯に
萩原のおばさんから
電話がかかってきた
「もしもし」
「あ、カズマくん
忙しいとこ、ごめんなさいね~」
「いえ、もう家です
大丈夫ですよ
どうしたんですか?」
「あのね
今日ちょっと
エミちゃん疲れてると
思うから・・・
それだけ言っておこうと思って」
「あ、そうなんですか
どうりで・・・」
「え?」
「なんか・・・
寝ちゃってます(笑)」
「そう・・・
今日ね、エミちゃんが
急にレジをやりたいって
言いだしてね
接客はどうかな・・
って思ったんだけど
少しでもいいから
やりたいって言って
・・・・」
おばさんの話は
まだ続いていたけど
俺は
なんだか
涙とまんなくなって
ほとんど
話は聞けなくて
適当に
返事をして
電話を切っていた
そして
静かに眠るエミが
風邪をひかないように
布団をかけ
エミが起きたら
偉かったなって
がんばったなって
褒めてやろうと
思いながら
俺は
ずっと
エミの寝顔を
見続けていた