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夕日は赤い。

第3章 本当の恋

「笹波…?」
涙が出てきた。
私はもう限界だ。
神木くんに殴られて
拓真の優しさも知って
笹波に会えて。

「ささな……!?」
「あら、笹波くんじゃない。お久しぶりだね。」
美人さんだ。
「知り合いですか?」
「はい。いや…付き合っていまして。」
「そんなこと言うな!バカ!」

「バカなんてヒドいわ!」

チクっ……――――

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