ずっと好きって
第2章 修学旅行
いつの間にか、こんな変な性格になっていた私。
誰にでも抱きついちゃうし、歌とかダンスとか好きだし…。
そして変態にもなってたよぉ‼ww
荷物が片付いたら、見学だ。いろいろなところに行って、歴史に触れるんだって。
帰ってきたら、すぐに夕食。
うどんとよくわからない野菜たちを、もぐもぐと食べる。
長い机に、向き合うように並べられている椅子。
そこに座ると、スッと裕太が隣に座ってくる。
どこかで嬉しいって気持ちと、ドキンという胸の高鳴りが聞こえた。
「豪華だねー!修学旅行にしては!」
「こらっ!最後の言葉は言っちゃダメでしょっ!w」
そう言いながら、裕太は私の頭をコツンと叩いた。
その仕草と言葉遣いが可愛くて、されたことが嬉しくて、ニヤニヤが止まらなかった。
「では、いただきます。」
前に立つ先生の言葉で、みんながいっせいに動き、食べ始める。