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「……す、少しだけだ」



その言葉に満足したのか目を細める合田先生


そしてまた真剣な顔に戻る


「いまさら言うことじゃないと思う。悪い事をしてしまった。本当にすまなかった」



真剣な顔におされたのかうなずいていた


そして


「付き合って欲しい。まだ許せないところや気持ちがついていかない所もあると思うけれど、意識してくれているのなら脈はあると思う。駄目かな」


気持ちがついていかないとかじゃない
俺は多分あの日から好きだったんだ

無理やりだったけど好きだったんだ

あの日の表情や今の表情、声すべて
好きだったんだ


「…俺も言わなきゃいけないことがあるんです。多分…あの日からずっと…




終