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ガーディスト~続編~

第1章 死んでもストーカーする男(前編)

「いつの間に…」




綾の顔が青ざめる。




「前の住人が残していったか、ここに来た誰かが取り付けていったか…」




護がそう言うと、綾は顔をハッとさせた。




「まさか…潤(ジュン)?」




「どなたですか?」




祐司が聞き返す。




「彼氏よ…ここに越してからは潤しか来てないの」




「……」




祐司と護は顔を見合わせた。




「とりあえずこの盗聴器は外しておきます。あとその彼氏と連絡取る時は我々に一言言ってもらえますか?」




そう言って護は盗聴器をコンセントからはずし処理をした。




ヴーヴー
その時、祐司の携帯が鳴る。




「はい。………え、はい。わかりました」




電話を切ると、祐司は複雑な表情をしながら護と綾を見た。




「昨日のストーカー男ですが…今朝ホテルで亡くなっていたそうです」




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