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帰り道

第1章 別々の道



「りな、俺、高校いってもお前の事忘れないからなっ!って言っても里奈ならすぐに友達できるから…大丈夫だよな!!

「う…ん…。」

本当は全然大丈夫なんかじゃない。
青蘭高校はここから電車で1時間もかかる所にあるし、友達なんて本当に作れるのだろうか…
不安でたまらないよ、大輔
本当は行きたくないよ…

でも、今さらどうにも出来ない…はずなんだけど…

「んで、俺はまた高校でバスケやって、絶対、県大会に出場して…って里奈どうしたっ!?」

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