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「ふぅ……。」

雪乃との通信での疲労感を感じながら座っていた椅子にもたれかかる。

「あー……。」

「うるさいわね。」

椅子で呻いていると魔女登場。

「半分はお前のせいだ。」

魔奈に浴びせられた香水。
あれは魔奈特製の幻覚作用を持つ香水で『マジックオブジェクト』ではない。

「ていうかお前なんであんな危ないクスリ作れんだよ……。」

「私は一応薬学習ってるからそういうのに詳しいのよ。」

「お前薬剤師目指してんのか……。」

ならあんな危険なもの作るのやめろよと内心で言いつつ和魔は立ち上がる。