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流星

第3章 ほんとに?



この日から私は少しの間生徒会には行かなかった。






ある日先輩からメールが来ていた。



(あの日はごめん
生徒会には来てください)



さすがに行かなさすぎるのもダメだと思い私は思いきって次の日生徒会室へ行った。




何も変わらなかった。


私が入っても久しぶりって言ってくれる程度でなんで来なかったのか問い詰める人はいなかった。




私だけが気にしてたのか…


そう思うと気分はうんと楽になった



千「裕紀ー!
やっと来たよ!
最近全然来なかったから…」



「あ…ごめんね(笑)
これから頑張る!」



千「今日来なかったら先輩の最後の生徒会活動見れなかったよ!」



「え?」




千「向井先輩たち今日で生徒会引退だよ!」




「そ…なんだ…
ハハハ…全然知らなかった」



やっと先輩がいなくなる


私は少しホッとした。



『よーし
今日が最後だっ!
みんな席つけよー』



向井先輩が生徒会室に入って来て生徒会がスタート




















『よし…
これで思い残す事はない
石井にバトンパスだ!』




向井先輩は石井先輩にハイタッチをするとそのまま生徒会室を後にした。



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