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もしも、君を愛せたならば

第14章 亜矢の恋

〝お前って変なヤツ〟

〝先輩も変!〟




〝なぁ、お前、うるせーから。
 
 ・・・黙って?〟



それだけ言うと、
またキスした。




先輩の長いキスは
まだ終わらない。


チャイムが鳴る。


昼休みが終わる。


そして、
だんだんと
辺りは静かになって


吐息だけが聞こえる。


中学生の頃のキスとは違う
先輩の大人なキスで

私は一気に酔いしれた。

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