
もしも、君を愛せたならば
第15章 はじめて
先輩の部屋は、
二回の突き当りだった。
あんまり
片付いてはいなかったけど
なんだか男の子の匂いがして
妙にソワソワした。
〝座れば?〟
そう言って、
先輩は大きなクッションを
ポンと私に投げた。
〝あ、あぁ!!うん!〟
キョロキョロする私に
先輩は言った。
〝なんだよ〟
〝いや、男の子の部屋って
初めてだから!!
や、なんか変なカンジー!!〟
〝よくゆーよ〟
先輩は、
元から緩んでいた
制服のネクタイをさらに緩めた。
〝ホントだし〟
・・・
し、信じてないでしょ??〟
〝まぁ、
そーゆー事にしとくわ〟
小さなテーブルを挟んで
私の向かいに座り込み
ベッドにもたれながら
先輩はタバコに火をつけた。
ヨユーの表情だ。
二回の突き当りだった。
あんまり
片付いてはいなかったけど
なんだか男の子の匂いがして
妙にソワソワした。
〝座れば?〟
そう言って、
先輩は大きなクッションを
ポンと私に投げた。
〝あ、あぁ!!うん!〟
キョロキョロする私に
先輩は言った。
〝なんだよ〟
〝いや、男の子の部屋って
初めてだから!!
や、なんか変なカンジー!!〟
〝よくゆーよ〟
先輩は、
元から緩んでいた
制服のネクタイをさらに緩めた。
〝ホントだし〟
・・・
し、信じてないでしょ??〟
〝まぁ、
そーゆー事にしとくわ〟
小さなテーブルを挟んで
私の向かいに座り込み
ベッドにもたれながら
先輩はタバコに火をつけた。
ヨユーの表情だ。
