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アンタしか。

第1章 始



「はい、じゃあこのくじ引いてってー」


あらかじめ用意してあったのか、学級委員2人が、男子用女子用の席の番号が書かれている紙が入った袋を持ってそれぞれ回っていく。



あたしの番が来た。
考えるのも時間の無駄なので、一番最初に手に触れた紙をとった。


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