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狼彼氏!?

第17章 プレゼントと…



「そうだ……別れた後に渡すのもなんだけど…」


そう言って琥が、私の手に小さな箱を握らせた


「いちおクリスマスのプレゼント…」


『っ…なんでよ』


なんでクリスマスプレゼントなんて渡すの


余計に苦しいよ


「いらなかったら捨てていいから………」


堪えきれず落ちた涙が、プレゼントの上に落ちた


一滴…2滴……


包装紙にしみこむほどあふれ出した


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