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「ちさっ…あなた何こんな所で立ってるの？」


その声は、お母さんだった


『んぐっ…お母さんっ……』


私は、悲しくて辛くてお母さんに抱き着いた


お母さんは、私をそっと抱きしめた後、“ここは、寒いわ”と言って私を家の中に入れてくれた


リビングのソファーに私を座らせると何も聞かずに温かい紅茶を入れてくれた