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狼彼氏!?

第23章 【キス】

俺の隣で楽しそうにらくがきをするちさ。


俺は、隣でそれをじっと見ていた。


ずっと会いたいって思っていた子が、今隣に居る…


好きな子と一緒に居るってのが、こんなに嬉しいって知らなかった


楽しそうなちさを横に、俺もつられて少し笑った


その時、ちさが急に話しかけてきた


「琥君も何か書いて?」


俺は、笑ってた事がバレないよう眉間にしわをよせた


ってか、プリクラに落書きとか…


したことねーし。


あ!でも…さっきのは、落書きしたい


『あ、俺コレ書く』


ペンを持った俺は、ガラにもなく落書きを始めた


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