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狼彼氏!?

第24章 【期待】



電車に乗ってもつないだままの手…


こんなにちいさな手が…俺の手を握り返してくれている


俺は、ただ外を見ながらちさのぬくもりを感じていた。


この手をずっと離したくない


そう思っていると、俺の手からちさの手が離れた


『…え?』


俺は、一瞬さびしくなった


「私ここで降りるから…またねっ」


ちょ…降りるって……


いやいやいやいや…


普通に送るつもりなんですけど、俺


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