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狼彼氏!?

第33章 【守ると言ったのに】

『ほらっっ!!!!!』


俺は、黒崎を押し倒し顔面を何度も殴った


「ぐ…っ…ぁあ」


何度も何度も殴った


しかしちさの痛みは…


こんなもんじゃねーんだよ…


お前は、ちさを傷つけた


俺は…


『お前…だ…けは……許さないんだよ!!!!』


俺は、拳に力を入れてまた黒崎を殴った


………ごめんな


俺が…ちさを守るって…決めたのに


『…くそ』


俺の心は、怒りより悲しみであふれていた


守れなかった悔しさが俺を苦しめた


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