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狼彼氏!?

第35章 【君と最後の】

退院できる事になったちさは、さっそく家へ帰る事にした


病院の玄関でちさの両親の車を待っていた


『……ちさ……ごめんな』


ちさの手を握り俺は、そう言った


するとちさが俺の手を握り返してくれた


久しぶりのこの感触…


「琥…謝らないで?私元気だし!ね?」


そう笑顔で俺に言うちさ…


……そんな顔で俺を見ないでくれ


ちさの笑顔を見るたび、胸が締め付けられた


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