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狼彼氏!?

第4章 惹かれる心


公園のベンチに座る私たち。


『…もうすぐ秋だね』


夕方は、少し寒かった。


沈黙に耐えきれず私は、バカみたいに“秋だね”なんて…


「……あーそうだな」


琥君は、そう答えるとまた無言になった。


なんでだろう…


ゲームセンターでは、普通にしゃべれたのに…


あ…


キスの時から…


あ~…思い出しだら恥ずかしいよ


も~なんで思い出しちゃったの


あ!そう言えば切ったプリクラまだ琥君に渡してないや


私は、財布の中からプリクラを取り出した。


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