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狼彼氏!?

第39章 *2人一緒に*


「琥っ…」


背後から聞き覚えのある声…


振り向かなくたって分かるよ…ちさ


「…っ…こっ…琥」


君は泣きながら俺の名前を呼ぶ…


その声を聴いて俺の目にも涙がたまり始めた


大好きな君の声が…


また俺の名前を呼んでくれる


それがこんなにも嬉しい事なんて…


『ち…さ』


そう彼女の名前を呟いた瞬間気付いた


君の名前を呼ぶのがこんなにも嬉しいと


今までの苦しい、辛い感情が一気に込み上げ俺の中から解き放たれた…そんな気持ちだった


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