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狼彼氏!?

第6章 守られる

『いい?後でちゃんとあの子たちに謝るんだよ?』


学校1不良と言われる琥君が、今じゃ子犬のようにしょぼくれている。


「……ちさからキスしてくれたら………」


えっ…キ…キス


自分からなんて…


でも琥君が、あの子たちに謝ってくれるなら


…私は、ゆっくり琥君に顔を近づけた。


けどやっぱ…


『………無理です』


私は、近づけた顔をふいっとそらした。


が…


ぐいっ…


んーーーーーーーーー!!!!


「謝り行ってくるわ」


無理やり私にキスして保健室を出て行ってしまった。


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