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コーヒーみたいな

第1章 第一章。

松下side

朋美のことは中1の秋に知った。

~回想~

「松下ー、一緒に帰ろーぜ。」

そう声をかけて来たのは親友の松尾だ。

かしこくて性格が良いうえにイケメンだからモテる。

「ごめん。今日、放送委員で呼び出しくらってんだ。」

俺が言うと松尾は

「だから委員会には入んない方がいいって行ったんだよ。」

と笑いながら言った。

「待っとくからさっさと用事終わらせてこい!」

松尾がそう言ったから

「わかった。」

と俺は言って放送室に向かった。

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