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キス☆

第1章 プロローグーside柚ー

学校、やっぱだりーなー…


柚は机にデロンと伸びながらボヤく。


「はよ、柚」
そういって背後から声がしたあと、ぽんと軽く叩かれたかと思ったら頭をなでなでされた。


「瑞希!!俺はガキでも犬でもねぇー…それやめろよな!」
ニカッと笑いながら撫でられ、柚は紅くなりながら抗議する。

朝からはた目にはじゃれてるように見えるのであろう、瑞希の友人らが、いつのまに仲良くなったんだとか聞いてきて、そいつらを連れて瑞希は友人らのもとへ戻っていった。

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