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キス☆

第1章 プロローグーside柚ー

はー。

やめやめっ
なんかドツボにはまってるぞ、俺!!

元々勉強嫌いな柚は、その日はそのまま一日ぼーっとしていた。



放課後、一人でゆっくりしたくていつものファーストフード店に向かう。
やっぱ好きだな、この店。と柚は思う。
二階に上がると、おっきなソファーには柚と同じくらいの年のグループが楽しそうにくつろいでいた。

柚は一番奥の、目の前の大通りが見えるお気に入りの席につく。
はーっと思わずため息が漏れた。

なんか疲れた…。

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