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知数変異

第2章 【NO.7】



感覚に刺激が無いこの状況は眠っていなくても昏睡状態に陥ったかのようだ。

自分が何を感じているのか、
何処にいるのか、
起きているのか、
寝ているのか。
何も分からない。

厳密に言えば分かるのだが、
何か夢を見ている感覚に似ている。

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