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土曜日の逢瀬

第3章 二人の過去(高校時代)

約束の日。

(ヤバっ!1本遅れた…
みんもうな来てるかなぁ?)

いつもの待ち合わせ場所。

改札出口の花屋の前には、
懐かしいメンバーが
顔を揃えていた。

「ごめん、お待たせ!」

「シノおせーよ!」

と言われ、声のした方を見ると…

修二だ。

なんかめっちゃ背が伸びてる!
制服姿に見慣れてたから、
私服って新鮮っ!!

「まぁまぁ…久しぶりの
再会なんだから( ´ ▽ ` )ノ」

と優しくフォローして
くれたのは拓真だ。

「拓真優しい~♪( ^ω^ )
どっかの誰かとは大違い!笑」

拓真はクラスでモテる男子だった。
女の子には誰にでも優しい。

だから女子の間ではタラシと
呼ばれていたけど…
相変わらずらしい笑

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