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学園ゲーム~恋の行方は~

第4章 入学式



僕はなぜだろう?

と、思いながら
通り過ぎようとした…

すると、

がしっ


「…ぇ、ふぇっわぁ!?」


男の人に腕を掴まれて
引っ張られた。

「乗れば…」


その一言だけ言うと、
また前を向いた。


え…?

乗っていいのかな…


でも乗らないと
遅刻だし…。





…えぇい!
乗っちゃえ!!

僕はとりあえず
後ろに乗り動くのを待った。


すると、いきなり
すごいスピードで
走り出した。

とっさに前の男の
人に抱きついてしまった。

「ぁっ…ごめん」


「別にいい…しっかりつかまっとけ」


そういって
戻しかけた僕の腕を
つかんでまた抱きつかせた。


 

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