学園ゲーム~恋の行方は~
第6章 生徒会
「あー…。まぁ、急いでたからな…
気付かないのも無理は無いか
(それに捺希鈍感みたいだしなぁ…)
だが…ボソッ。…」
ん?何か最後聞こえたような?
「…?」
あれ?
昨日もあったような…。
「あのー…。麗夜くん?
視線ってどういう…」
「っ。ん?あー…悪い。
まぁ要するに…お前を
見ていた奴がいたという事。
それが何故か、分かるか?」
それって…。
「僕が姫だから…?」
「そうだ。そして捺希が
姫だというのは、
全校生徒にすでに知れ渡っている」
……はい?
………えぇぇえええええええっ!?