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学園ゲーム~恋の行方は~

第6章 生徒会

捺希side



まだヒリヒリ痛む
おでこをさすりながら
僕が呼ばれた理由を聞く。


「あ?いや、今日から
捺希は生徒会の一員だからな」


………え?



麗夜くんの方を見ると

あっという顔をしている。


「姫は自動的に生徒会に入る」


嘘でしょぉおおおおおお!!!

そんなのやだよー泣


だってこの会長さん
なんか怖い!!やだ!!



………そんなこと言っても
もう無理だもんね……はぁ…。


もう一度麗夜くんの方を見ると
双子さんの片割れと何か
話していた。


「それと…」


また会長さんが話し出したから
目線を戻す。


「寮についてだが…」


あっ、そっか…
完璧忘れてたよぉ。


「これが鍵だ。あと、酉門…」


え?なんで麗夜くんにも
渡すの?

確か家から通学だったよね?


 

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