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BL短編集☆(ペーター)

第14章 後輩×先輩




次の日、俺は
聡を屋上に呼び出した。



「せーんぱーい、どしたんすか?」


そう言っていつもの
笑顔で話しかけてくる。


「話しが…ある…」


俺の少し暗い感じに
大切な話しと察したのか
聡の顔から笑顔が消える。




「俺………聡が好きだ。」



言っちゃった……。



聡の顔からそらしていた俺は
少し聡の方に目をやる。



もちろん、

驚いた顔をしている。


「えっと……それは、
恋愛感情として…?」


俺は首を縦にふる。


もう話すのが怖い。



 

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