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BL短編集☆(ペーター)

第15章 執事×お坊ちゃま



港は俺の両手を縛っていた
縄をほどき、お腹にかけた
精子をティッシュでふきとり

服を着せてくれた。



「港……」


「誠に申し訳ございません」


急に立ち上がったかと思うと、

バッと

目の前で土下座された。


「は!?ちょ港、何してんだよっ」


「拓哉様に嫉妬してしまい、
このようなことを……」



「……嫉妬………?」



嫉妬って、なんだよ。


「私は直人様にお仕えした、
その日から直人様が好きでした。」


俺を……好き?


お仕えしたその日から………?



 

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