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エロゲーお嬢様の調教計画

第2章 カレンちゃんは官能小説が好き

「あの……すみません。『十裸の穴』はここですか?」

 紙袋を下げメガネをかけた青年がカレンに話しかけられ顔を赤くし、並ぶビルディングの一つに指を向けた。
 その先にはたしかに小さな『十裸の穴』の看板がある。

「ありがとうございます」

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