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悲しいエッチ

第5章 呼び出し

朝学校に行き靴箱に入った

上履きの上に紙が乗ってた

見ると

《昼休み裏庭に来て》

誰だよ
名前ないし

昼休み
今裏庭に居る
少ししても誰も来る気配が無かったから帰ろうとした

?[ちょっと]

誰かに肩を掴まれた
振り返ると

3年の女子だった

3年[あんたたくまにちょっかい出してるって本当?噂になってんだよ]

愛理[してたとしたらどうだって言うのよ?あんたらに関係ないでしょ!?]

3年[はぁ?たくまが私らに言ってきたんだよ!2年の愛理って奴につきまとわれて鬱陶しいからって]

嘘だ
嘘だ
信じない

3年[とにかくあんまり調子に乗ってると…]

ひとりがそう言った後
もうひとりが愛理を突き飛ばした

ドサ

愛理[いった…]

3年[いい気味クスクス]

3年の人等が去った後も
座り込んだままだった

嘘だよ

突き飛ばされた痛みより
3年の人等の言葉が頭に残っておかしくなりそう

教室に戻ると
佐江子が泣いてた

佐江子[やめて]

皆が佐江子の髪を切ろうとしてた

舞花[どこいってたの?]

愛理[ちょっとお腹痛くて]

舞花[大丈夫?]

愛理[うん]

真子[きゃはは]

舞花[ここじゃ落ち着けないだろうから屋上いかない?]

愛理[行く]

キィ

屋上の扉を開と
青空が広がってた

舞花[うわ~ちょーきれーい]
愛理[だね~]

2人でしばらく話してると

キィ

誰かが入ってきた

扉の方を見ると

たくまと久保君

気まずい…

さっきの言葉がまた頭をよぎる
急に頭が痛くなり

舞花[…い…り]

舞花の声も聞こえない

愛理は倒れた

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