好きだってっ!?
第4章 再び冷戦開始
「なあなあ、お前の好きな子どんなの?」
「…え?
可愛いと思うよ、
俺からしたらね…
な、なに?
ほら、ツンデレって言うの?
そんな要素があるかな…
結構なバカでね」
「そうかぁ…あっ!写メねぇの?」
「…あるわけないでしょ」
「えーっ…あ、じゃあさ、週末俺の家来いよ
…その子の事いろいろ聞きたいw
あ、大丈夫っ!
好きになったりはしないから」
「…当たり前でしょ、分かった、週末行くよ」
晋の笑う顔が凄く優しい…
「…本当に好きなんだな…その子の事」
「…ああ、大好きだよ」
「…そうか、そうか!
お前が幸せそうで俺も幸せだわ」
「………なんで?
俺が幸せだと鏡も幸せになるのかい?」
「ああ!
それが親友ってもんだろ」
「…そう…かな」
「そうだよっ!」
「…っ!」