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想いは伝わらない

第5章 お洋服たち



 それと同じ時期に

 私は、大学のときのサ-クル仲間の人から美術作品とか音楽とか小説とか手芸とかお洋服とか、いろいろ創作したものの展示会があることを聞いて

 そのサ-クル仲間の人たちに誘われて
 行ってみることに。


 いろいろ見ていたとき
 ひとつ、お洋服のコ-ディネ-トを
 見せてきた

 ロリ-タのお洋服

 生成生地のお花柄のジャンパ-スカ-ト
 白いブラウス
 茶色のボレロ
 黒いお花のついた黒いカチュ-シャ
 生成生地のお花柄のオ-バ-ニ-
 白い靴
 生成のかばん

 「これ、処分品で、試着できるよ」

 ??

 着せたいわけ?

 サ-クルの仲間の人がみんなそろって「似合うって!」とか「お化粧ちぁんとするから!」とか、めっちぁ強気で推してきて…

 着てみる。

 みんなの第一声
 「お世辞抜きで、めっちぁ可愛い♡ 似合ってるよ♪」

 そのあと別室に移動して、サ-クル仲間で化粧品会社に勤めている友達にお化粧してもらう

 みんなの第一声
 「完全に女の子じゃん!」

 それで、展示会を練り歩く

 あとで聞いた話ですけど、周りは私のことを女の子として見ていたみたいです。

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