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第9章 第九章


雄はほんとに安全運転。
曲がるときとか曲がるよっていってくれるし。
背中にくっついてても怒らないし。
大地さんはくっつこうとしたらバランス崩すからやめろって怒った。



雄の家に着くまでずーっと大地さんと雄のことを比べていた。

やっぱり私は雄が好き。

「ねぇ、雄?」

バイクの音で雄には聞こえていないのだろうか?

「ごめん、後ろの声って聞こえないんだよ。」

「そっか。」

「後で聞くからさ。」

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