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YOU were...

第6章 第六章


送って行くといわれたが、一人で歩いて帰ることにした。

歩きながら私は雄に電話をかけた。

「雄?あのね。私、オッケーしちゃったんだけど
やっぱり雄が良い。大地さんと別れて…」

「あのな。俺彼女いるから。」

雄に電話を切られた。

私は遊びだったんだ…。好きっていうのも嘘だったんだ…。
夜道を泣きながら歩いた。

捨てられた子猫のような気持ちにさえなった。

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